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タイトル Re: 【やっているつもり】という病
投稿日: 2015/11/28(Sat) 18:16
投稿者大窓王

すがはらさん、ナレーションの虎へようこそ
表現することの難しさにぶつかり、迷いの最中にいることと思います。

【やっているつもり】という病
学び始めのプレーヤーに立ちはだかる、大きな壁の一つがこの【やっているつもり】です。自分の想いの中だけでやっていると、ズブっとはまり込んでしまうもの。それを脱するための処方箋を書いておきます。

1.大きく強調して表現してみる
今の状況は意図した表現が、相手に伝わっていない状態です。それは「表現が小さい」からです。
ナレーションのコピー練習をしていると、ついついその内側をなぞることで、表現が小さくまとまりがちです。これがまさしくビビッドさが足りない状態でしょう。
つかんだ特徴的を大きく強調してみること。やりすぎかなというくらい振り切ってみるのです。
音域はその一つでしかありません。他のポイントも見つけて誇張していきましょう。

2.フィードバック
次に大きく振り切った【つもり】ではいけません。誰かに聴いてもらい、それが伝わっているかのチェックを受けること。それらを踏まえ何度も表現の幅を調整していきましょう。また録音して確認することで、自分の耳でも違いを認識できるように鍛えていきましょう。

3.方向が間違えていないか
自分の耳ではうまくいっている【つもり】でも、相手から評価が得られない時。もう一つの可能性を疑う必要があります。やろうとする特徴的表現を、的確に捉えられていないのではないかということ。そこがズレていないかを確認していきましょう。
ナレーターの語尾処理だけに注意して、より特徴的で本質の部分、例えばリズムや楽しく読むことを見落としていたりしませんか。
全体の中で本質をつめるかは、直感でありセンスといえます。

【ビビッド】な表現とは
本来は直感=イメージでつかみとることですが、あえて音声表現として細かく分解してみます。
【ビビッド】とは生き生きとした鮮やかな表現を指します。「大胆さ」「目立つ」「明るくはっきり」「躍動感」「強烈さ」「粒立つ」それぞれが感覚的な言葉ですね。
「躍動感」を音声的に落とし込んでいくと「高低」や「強弱」を素早く反応。
「粒立つ」はセンテンスが歯切れよくスタッカートで。

こうした分析の的確な積み重ねが、やがて本質に向かいます。その途上では「躍動感」や「粒立つ」表現を自分の”感覚”で探し出し”イメージ”をつくることが大切です。分析が感覚=イメージに落とし込めるようになった時、素早く本質をつかむ力としての、直感を手に入れることができるのでしょう。それが手に入って初めて、感じたままに読むレベルに到達するのだとおもいます。

簡単なことではありません。しかしこれらを目指していくのがプレーヤーとしての目標です。


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